日商簿記一級と公認会計士

っていうネット記事多いと思うけど私感を少々。

 

なんか、会計士の力試しに日商簿記1級を推奨するというスクールもあるとか、そんなこと言ってる講師もいるとかいないとか。

私がおかしいのかなーとも思うけど、直近の日商簿記1級受けて受かり、絶賛公認会計士試験勉強中、(ただし、論文は全く見ていない)の人からの役にも立たない一意見として読み流してください。

 

いや、この試験二つ別物でしょ。どっちが難しい、とかは言えないけど。

両方並行して狙うのは結構しんどいと思うし、あんまりコスパよくないと思う。

 

日商簿記1級は記述です。公認会計士短答式はマークシートです。

だから、対策の方法も変わってきます。正直日商簿記1級の方がきついな、と思います。

 

・出題のされ方も結構違います

日商簿記1級は大問(総合問題)の比率が高い。穴ぼこだらけ損益計算書とかバンっと出されて大量の資料を与えられて埋めるという問題が商業簿記の半分くらいを占める回が多いです。工業簿記も、たくさん資料与えられてボックス図を書いて…っていう問題が半分くらいの印象でした。

会計士短答式は小さな問題が何個か出されます。ほんとに、練習問題、みたいな形式(あくまでも形式)が半分くらいです。

 

 

・科目数

公認会計士短答式はほかにも2科目暗記系の科目が乱入してきます。

相対的に財務(商業簿記)、管理(工業簿記)に避ける勉強時間は減る。きついってのはあります。

日商簿記1級2科目についても、理論は公認会計士短答式はがっつり出てくるし。

まあ、日商簿記1級は理論でないことはなく、その内容は結構知らんってことが多いので気になるところではあるども…

 

 

まだほかにもあって、そのうちきちんとまとめたいけど、ともかく、並列して受けるのはきついし効率悪いと私は思うのです。

さて、勉強しよう…。