数年前北海道にいた時、胆振東部地震を経験して、災害対策について思ったことを書いておく。
参考までに、当時私は、一人暮らし、札幌住まい、会社員、20代前半でした。
そして、この震災は札幌では揺れはそこまでひどくなかったけど、ブラックアウトと言って2、3日北海道全土で停電したのでした。
1.水大事、バケツ持っとこう
停電は別に困らなかった。でも、住んでいるところは水を電気で汲み上げていたのか断水が続いた。職場からペットホテル水をもらってきたけど洗濯とかの洗い物ができない、風呂には入れない、トイレも流せないというのがストレスでした。
一階で水が出ますよ、と言われて、水汲みに行ったけど、背負うタイプのバケツとかあれば便利だなあと思った。
因みに飲み水はペットボトルで事足りた。ラジオで水分不足に注意しましょう1日2lは飲みましょう、と言っていたけど、普段からそんなに飲んでないことに気がついた。
2.冷凍庫の食材は程々に
停電したら冷蔵庫の電源も切れる。大事にとっておいた冷凍鯨肉もアイスクリームも溶けるのでどんどん食べなければいけなかった。腐らせるくらいなら食べなければ。
電気は止まってたけどガスは使えたので調子に乗って米炊いたら、結構余って、これ冷蔵できないじゃん、食べなければとなって、大変だった。
非常食とかいらなかった。食料はむしろ飽和してた。
特に冷凍庫は停電して1日で開けなくても大体溶ける。溶けたら腐るし勿体ない。
冷蔵より痛むスピードは早い。
冷凍庫、沢山詰め込んでいる人要注意だと思う。
非常時食べ物が飽和するのは盲点だった。
3.洗濯物溜めるべからず、風呂は帰ってからすぐ入るべし
水のところでも書いたけど、風呂と洗濯できないのがストレスだった。
普段から家に帰ってきたらすぐに風呂に入ること、洗濯物は溜め込まないこと、ついでに食器もすぐに洗うことは、被災した時少しでも快適に暮らすことができる可能性をあげるのに役立つと思う。
4.現金持っとこう
キャッシュレス化が進んでますけどね。停電したらキャッシュしか使えない。
結局、停電して2日くらいなら買い物に行かずとも家にあるもので暮らせるから良い気はするけど、念の為家に現金を置いといた方がいい。
番外編.管理職は職場の近くに住みたまえ
停電してるけど一応職場へ行ったら、管理職の方々は出勤されていた。徒歩でやって来たらしい。停電してるので電車使えないし、停電してるので信号は消えていて車も危ない。
2時間くらい歩いたって言っていた。まだ2時間で済んだので良いかも知れないけど、これ東京とかで電車で1時間とか言ってる方々どうするんだろ。
あ、私は自転車通勤なのでノープロブレムでした。
あんまり言われてない気がすること中心に書いてみました。
こんな発想があるのかと思っていただければ幸い。